舞台 俺節のあらすじと感想1
【注意】俺節ネタバレを含みます
ブログでははじめまして、あざらしと申します。
関ジャニ∞の安田章大さん主演の舞台俺節について自分的にあらすじと見所まとめを作りたいと思い、ブログを開設しました。
舞台 俺節について
繰り返しますが、このブログは 舞台俺節の重要なネタバレを含みます。
※台詞など記憶違いがあるかと思いますが、雰囲気で汲み取っていただければと思います。
※俺節原作漫画は未読なので、解釈違いなどあるかもしれませんすみません。
※色々間違っていても石は投げないで、もしよければTwitterで優しく教えてください。
諸々ご理解の上、お進みください。
時系列順に見ていきます。
まずは冒頭、コージが東京へ旅立つシーン。
「ばっちゃ」と呼ぶ声、背広をもらってもまず銭こ(お金)を心配してしまうコージ、かわいいですね。
しかし、何故東京に行くのかと聞かれると、それまでとは全く違う強い口調で
「おら、もう負げたくね」
と、それまでの気弱なコージとは真逆の、固い意志を持った青年の強さをみせます。
ギャップ萌えですね(表現が古いですね?)
「世の中とっくり返してやれるもの!」
ここでシーンが変わって東京になりますが、
双眼鏡民のわたしは舞台の上にかっこよく「俺節」と書いてあることに
4回見るまで気づきませんでした(すみません)
「海鹿耕治と申します!」
気弱なコージが大都会東京で必死に声をあげているのかと思うとお母さん目頭が熱くなりますね。
演歌の大御所、北野波平先生はカラオケで真夏の果実を12回も休みなく歌いますが、
登場シーンでも真夏の果実を歌っています。
♪四六時中も好きと言って~
おちゃめですね(表現が古いですね?)
コージくんは気弱ではありますが、意志の強さは誰にも負けません。
たくさんの弟子の前でも、本気で歌っているのは北野先生と自分しかいないと心の底から信じて疑いません。
そこに現れる陽気な青年オキナワ。
コージが4時間も土下座して待っていたことをずっと見ていたストーカーです(同担かな?)。
初対面ですが、「なみだ船でいいよな」と強引に歌わせるオキナワのそういうところ好きです。
♪涙の~終わりの…
ここでやっと聴ける歌声にまず気持ちをもっていかれそうになりますが、
コージは突然歌をやめてしまいます。
「もう一回だ!」と諦めない強い気持ちをもったオキナワのギターを、両手で抑えて止めるコージ
ここ!ここがまず見所です!!
短いながらもきれいな歌声を魅せた直後の、
「でも、みんな見てるから……めぐせくて……」
かーわいいーーーーーーですねーーーー????
あそこまで堂々と
「笑われたくない」と津軽を飛び出し
北野波平の弟子の前で「魂で歌っている奴は前へ出ろ」と啖呵を切っていながらも
恥ずかしくて歌えない、あぁでも全て本気、全て全力投球。
恥ずかしいと思うことまで全て、コージは自分の気持ちに何一つ嘘をついていない。
というか嘘がつけない。
そんなコージの本気の気持ちが分かったから、
オキナワは自分の城、東京で一番良いところにコージを連れてきてくれたんだと思います。
(この時点ではそんなに深く考えてなくて、なんかおもしろそうだなコイツ!ぐらいの気持ちかもしれませんけど、それはそれで良し)
みれん横丁。
舞台の切り替わりが凄い!
わたしは舞台自体ほとんど見に行ったことがないので、
最初の津軽→東京も凄いと思ったけど
楽しく歌を聞いているうちに一気にみれん横丁に切り替わるのほんと凄いなって
もう語彙力ないから凄いしか言えないんですけど凄いなって思いました。すごい。
♪土方仕事で日が暮れて~
みれん横丁のテーマは公演プログラム(2,000円)に載っているので助かりますね。
コージがみれん横丁に入ってきたときの住人の態度が、この街のヤバさを物語っています。
「兄ちゃん、粉薬買うかい?」
「お前今ぶつかってきただろう!?」
あげくに「見慣れないやつだな、身ぐるみはげー!」です。ヤバいです。
でもそんなヤバい人たちに、突然謎の肉を渡されて喜んですぐ食べちゃうコージが心配です。
ここで見所!
コージ「ばーべきゅ?」
BBQなんて単語知ってたのコージくん????
嬉しそうに食べる姿も、肉の正体に気づいてあたふたする姿も、嘔吐も、
たくさん見れるの嬉しいよ。
コージくんの色んな姿を見守りたいよ。嘔吐すらかわいい。
(嘔吐の中身は帽子の男の人の紙袋があやしいと思っているんですがどうなんですかね?)
ここでテレサ登場。
勝手に連れてこられて、並ばれて、病気持ち疑惑をかけられて。
最悪な気分だったのに
「コージ!お前が毒見をしろ!ズボンを脱げー」で
えっコージくんのパンツ脱ぐとこ見られる?って急に期待しちゃって本当にすみません。
追いかけてきたヤクザはテレサを連れ去ろうとしますが、
誰も助けない、怖くて助けられない状況でコージが放つ一言も見所です。
「オラ、その人連れてかれるの、なんか嫌だな……」
なんか嫌、この「なんか」が何なのか、
この状況なら、相手がテレサじゃなくてもコージは同じ行動をしていると思いますが
もしかしたら「なんか」の中に、テレサへ通じる気持ちがあったのかもしれないと
赤い糸信者のわたしは思う訳です。
運命とか、そういうやつかなーって!考えるのが好きなんです!
結果、コージもオキナワもボッコボコに殴られ、最終的に土下座をしますが、
帰り際に背広に唾を吐かれたところがコージの激怒ポイントでした。
たった一人で上京し、北野先生の弟子にもしてもらえず、
お金も住むところもない今の自分が立っていられるのは、
ばっちゃからもらった背広があるからでした。
その大切な背広を汚されたとあれば、気弱なコージくんも黙っていられません。
黙っていられないどころか、信じられないほど男らしい声で唸ります。
「まて……」
もうほんと、親の仇みたいな雰囲気です(感情的には似たようなものだと思いますが)。
しかしコージはまたしても殴られ、角材で殴られ、もう死ぬ直前。
終わったかと思ったその瞬間、コージが吠えます。
「次はオラの武器でおまえらを殴る」
「オラの武器」とは?
「殴る」とは?
一瞬疑問に思ったところで目の前に起こる状況に、すぐに強制的に納得させられます。
♪凍てつく ような 港で 一人~
たった一人、歌という武器で敵を殴りにいったコージですが、歌いながらオキナワを煽ってギターを弾かせます。(なんて男らしいんでしょう!)
そして気づけばあのみれん横丁のヤバい、最悪な人たちも一丸となって、コージを支えてくれています!
♪あぁ北の港町
♪冬待つ女~
文字通り全てを出し切り、コージはその場に倒れてしまいます。
「2番まで歌われていたら、謝っちまったかもな……」
ヤクザは皮肉のつもりで言ったのかもしれませんが、それは完全にコージが敵を追い詰めていたことを表していました。
この後コージは手当のために裏に運ばれていきます。
(消毒のために酒持ってこい!と言われていたのが気になりますが)
そしてこの時のオキナワの表情も見所!
光り輝くダイヤの原石をみつけたような、たくさん遊べるおもちゃをみつけたような
とにかく嬉しそうな顔!!!
もしかしたらオキナワはずっと、コージのような存在を待っていたのかもしれません。
コージは隙間だらけで不安定で、それを支えてくれるオキナワの存在は不可欠のように見えますが、
オキナワだって隙間だらけで不安定、コージが必要なんです。
そんな存在にやっと出会えた。これは奇跡であり必然だったと思います。
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今日はひとまずここまで!
読んでいただきありがとうございます。
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安田くんと俺節に関わるみなさまが、千穐楽まで無事に駆け抜けられますように。